お知らせ

お知らせ

令和5年度定時総会開催報告

令和5年6月7日(水)ホテルキャッスルプラザ多賀城において、令和5年度定時総会を開催いたしました。今年度は、新型コロナウイルスの感染対策に努めながら、対面式での開催とさせていただきました。

総会には、前田会長はじめ、20名の方々に参加いただき、委任状による出席者12名、議決権行使書面による出席者10名、合計42名(会員総数43名)の出席となりました。

前田会長の挨拶の後、坂内セメント工業所社 舟田社長が議長に選任され、令和4年度事業報告および決算書類について、原案通り可決承認されました。

今年度は、理事並びに監事の選任が行われました。東北ヤマックス社 茂森社長が新たに理事に選任され、任期満了で退任された山本監事に代わり、万年コンクリート工業社 長谷川社長が監事に選任されました。そのほかの理事・監事は再任され、総会終結後開催された理事会において、前田理事が会長に、舟田理事および新田理事が副会長にそれぞれ再任されました。

総会では、令和5年度事業計画ならびに予算計画について報告され、引き続き、新型コロナウイルスの感染対策に努めながら、令和5年度事業を進めていくこととされました。(R05-6-27)

「EE東北’23」が開催されました。

令和5年6月7日、8日「EE東北’23」が夢メッセみやぎで開催されました。

今回は、新型コロナウイルスの基本的な感染対策により実施され、32回目となる開催で、基調講演、新技術プレゼンテーション、学生向け出展企業とのマッチング広場、インフラメンテナンス写真展、インフラDX(ICT)体験広場、Webによるライブ配信などが行われました。

また、出展社数 385社、出展技術数 1,035技術、夢メッセ会場への来場者 13,900名(2日間)となりました。

協会会員では、(株)技研、共和コンクリート工業(株)、ケイコン(株)、昭和コンクリート工業(株)、東栄コンクリート工業(株)、中栄コンクリート工業(株)、中川ヒューム管工業(株)、 (株)坂内セメント工業所、前田製管(株)、丸栄コンクリート工業(株)、(株)丸万コンクリート、横江コンクリート(株)が出展いたしました。

出展各社からは、出展報告を作成いただき、会報誌に掲載させていただく予定です。(R05-6-27)

東北6県JIS工場管理者講習会を開催いたしました。

令和5年6月7日(水)ホテルキャッスルプラザ多賀城にて、標記講習会を開催しました。

前田会長の挨拶に続き、東北経済産業局 産業技術革新課、髙橋産業標準審査官から、令和4年度JIS立入検査結果について、レディーミクストコンクリートにおける主な指摘事項、コンクリート関連JISの制定・改正等、ならびに私たちに関連する東北経済産業局の施策についてお話を伺いました。

続いて、建材試験センター 製品認証本部の鈴木参事からは、最近の具体的な違反事例、また、通報による違反事例とその対応の紹介、そして審査で見られる指摘事例などについてお話を伺いました。

最後に、島根大学 学術研究院 環境システム科学系 准教授の新 大軌先生から「カーボンニュートラル社会構築のためのセメントの材料科学的研究と開発」と題して、わたしたちがいま最も関心を寄せているカーボンニュートラルに関し、セメント産業からのCO2排出量の削減について、最新のお話を伺いました。

なお、講師の方を含め、118名の皆様に参加いただきました。(R05-6-26)

 

プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について

令和3年6月、国土交通省大臣官房技術調査課から「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について」、以下の事務連絡並びに補足のメール文が各地方整備局技術調整管理官等宛に通知されております。

プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用について(拡大する)

プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用 補足(拡大する)

 これは、平成28年3月の通知「コンクリート副産物の再生利用に関する用途別品質基準」においては、塩害地域や凍結防止剤(塩化ナトリウム)散布地域では塩害や凍害が促進される懸念があるため、プレキャスト製品への適用を見送っておりましたが、土木研究所、東北技術事務所、宮城大学(北辻研究室)で共同研究を行い、塩害地域や凍結防止剤散布環境でも十分な耐久性を有する再生骨材コンクリートの品質および評価方法が整理され、「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用に係わるガイドライン(案)」としてとりまとめられたものです。

 今後、再生粗骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品の普及拡大に大いに貢献するものと考えられます。なお、このガイドライン(案)は土木研究所ホームページの下記URLからダウンロード可能です。

https://www.pwri.go.jp/team/imarrc/research/tech-info/co543.pdf

令和3年度 省庁合同所管事業説明会を開催

令和3年11月4日(木)13:30より「ハーネル 仙台」(仙台市青葉区本町2-12-7)において、東北経済産業局のご後援をいただき、令和3年度 省庁合同所管事業説明会を開催いたしました。
最初に、東北経済産業局地域経済部 高橋次長から「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略について」と題して、カーボンニュートラル実現のためには、排出量を大幅に削減することが大前提となり、そのための成長が期待される14の重点分野について、コンクリート分野やセメント分野も加えて、説明が行われました。続いて「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策について」と題して、東北地方整備局河川部 斉藤河川調査官から、最初に、激甚化・頻発化する水災害と対応状況について報告され、続いて、国土強靭化のための5カ年加速化対策の概要について説明が行われました。これには、老朽化対策やデジタル化の施策も含まれているとのことでした。さらに、流域治水の考え方についても紹介されました。さらに「農地・農業水利施設を活用した流域治水の取組について」と題して、東北農政局農村振興部 藤田洪水調節機能強化対策官から、既存ダムの洪水調節機能強化の取組について、その背景並びに農業用ダムにおける取組状況や事前放流の実施状況について説明が行われました。また、流域治水の取組については、特に田んぼダムの取組を中心に紹介されました。
後半は、一昨年まで3か年にわたり、東北大学の久田先生にコーディネーターをお願いし、「若者や女性が活躍できる業界となるために」をテーマにパネルディスカッションを重ね、要望・提言をまとめていただきました。今回は、若手・女性の活躍そして働き方改革といったテーマから、持続可能な企業そして業界へ成長するため、SDGsに関する理解と知識を得る特別講演を企画いたしました。SDGsの分野でトップランナーである 三承工業(株) 代表取締役 西岡徹人氏から「女性活躍から働き方改革そしてSDGsへ」と題して、風土改革から、女性活躍、そして働き方改革により、社内環境整備を行ったこと、SDGsを取り入れることで、社会性と経済性を両立した企業経営を実現したこと、これらにより仕事への誇り(生きがい、やりがい、働きがい)が生まれ、ひいては売上・利益・生産性の向上につながり、持続可能な好循環となっていることが紹介されました。SDGsを取り入れることの必要性・重要性の認識を共有できたものと思います。経営層の方にも多数参加いただき、69名の参加者となりました。