技術トピック

技術トピック

■平成16年度 技術開発支援事業に認定(平成17年2月24日に認定式)

(社)東北建設協会が実施しています「建設事業の技術開発支援制度」に、昨年に続き、全コン東北支部が選定されました。選定された部門、テーマは以下のとおりです。


◇部 門:維持管理

◇テーマ:「混合セメントによる再生骨材を用いたコンクリート製品のアルカリシリカ反応抑制と耐凍害性対策技術」

■東北地方整備局土木技術研究委員会にて研究成果を報告

平成18年3月14日、仙台市ハーネル仙台にて、東北地方整備局土木技術研究委員会が開催されました。土工協東北支部、東北建設業協会連合会など、7団体が研究成果を報告致しました。
当支部は「混合セメントならびに再生骨材のプレキャストコンクリート製品への適用」について、高炉セメントコンクリートを中心に東京セメント社、菅原技術委員が報告を行いました。(この研究の一部は東北建設協会平成16年度技術開発支援助成金によって行われたものです。)

■JCI東北支部グリーン研究委員会の活動成果を発表

全コン東北支部も参画いたしました、JCI東北支部グリーン研究委員会の活動成果としてまとめました

研究題目「混合セメントおよび再生骨材のプレキャスト製品への利用に関する研究」

が「コンクリート工学年次論文集」に採択になりました。(著者、宮城大学助教授 北辻政文、東北学院大学教授 遠藤孝夫、前田製管㈱ 夛田正明、弘前大学教授 万木正弘)

2005年6月22日~24日、名古屋にて開催されるコンクリート工学年次大会で、北辻先生が発表される予定です。(この研究の一部は東北建設協会平成15年度技術開発支援助成金によって行われたものです。)

■ごみ溶融スラグ混入コンクリート製品の活用が大きく前進

平成16年1月13日、国土交通省東北地方整備局で記者発表

『東北地方整備局では、一般家庭から排出されるごみなどを処理する際に発生する「溶融スラグ」をコンクリート製品に活用する技術を開発し、道路工事へ最大限に活用していくこととしました。さらに、このコンクリート製品の使用を徹底するために工事の仕様書にその使用を明示し、リサイクルへの取り組みを強化することとしました。』

今回の東北地方整備局の施策により、ごみ溶融スラグの活用が急速に拡大するものと思われます。また、この動きは東北地区のみならず、全国へと広がるものと思われます。
われわれ、全国コンクリート製品協会東北支部におきましては、ゼロエミッション社会を目指す技術開発委員会 廃棄物・溶融スラグ利用技術等専門部会での調査・研究に加わると共に、支部活動として「ごみ溶融スラグを細骨材に用いたコンクリート製品製造のための指針(案)」をまとめております。
今後、ごみ溶融スラグをコンクリート用細骨材として利用する場合に、本指針(案)を活用いただきますようご紹介致します。

 

詳しいお問い合わせは、当支部事務局まで