常設委員会紹介

◆技術委員会 
東北6県JIS工場管理者講習会を、EE東北と同じ夢メッセみやぎにて開催し、会員各社より大勢の参加をいただいております。立入検査における主な指摘事項や最近の改善指摘の具体的事例についてさらにJIS改正の動きなどについて講演を行っております。

技術委員会独自の調査研究活動として「未利用資源のプレキャストコンクリート製品への活用」を長期的テーマとして、東北地方のコンクリート製品がさらされる厳しい環境条件を加味し、循環型社会形成への貢献が期待されるリサイクル材料の活用について活動することとしております。短期的には、震災復興支援として、がれき処理コンソーシアムに継続加入し、短期テーマを検討する予定です。

現在、現場打ちコンクリートの品質確保への取り組みが試行されておりますが、コンクリート二次製品の対応について情報収集や意見交換を始めて参ります。

 
◆広報委員会 
協会会報誌を年2回(9月・3月)発行しております。東北経済産業局と共催のセミナーは、東北の復興をテーマに、行政の方々と建設関連業界との貴重な意見交換の場として、講演会や討論会を開催しております。

建設資材対策東北地方連絡会へ参画し、建設資材の需給状況について意見交換を行っておりますが、今後、発注者のみならず、施工者側との情報交換についても模索して参ります。

また、ホームページを活用して会員間のネットワーク構築をさらに進めて参ります。

 
◆(旧)コンクリート二次製品技術研究会 
国土交通省東北地方整備局で組織する土木技術研究委員会への参画活動であります。 

平成15年度から3年間、高炉セメントおよび再生骨材を用いたコンクリート製品の研究を行いました。実現場に設置した製品の劣化状況について調査を継続しています。

平成18年度からは、融雪剤と凍結融解の複合作用によるコンクリートの劣化対策に関する研究に着手しております。20年度は、水セメント比、ビニロン繊維、表面改質材の効果について実験的に検討いたしました。
平成21年8月、土木技術研究委員会活動の見直しが行われ、委員会での研究報告形式は廃止され、各研究会活動を主体とした構造に変わりました。当研究会では東北技術事務所の助言のもと、コンクリート製品の早期劣化に影響を及ぼす製造的要因について検討を行いました。
なお、平成25年度から、本研究会事業は技術委員会活動に集約いたしました。